GitHub を用いた共同開発

GitHub を用いた共同開発をする

GitHub を用いると簡単に共同開発ができます。練習用のリポジトリを用意してあるのでここに変更を加えてみましょう。変更を加えるのにはリポジトリの編集権限が必要なので、事前に権限をもらっておきましょう。

まずは、共同開発をするリポジトリをローカルにクローンします。クローンするとは、リモートリポジトリを自分の PC 上に複製することです。練習用のリポジトリの SSH の URL をコピーして、次のコマンドを実行してください。その後、クローンしたリポジトリを VS Code で開いてください。

git clone git@github.com:ut-code/readme_practice.git

複数のメンバーが並行して変更を加えていくために、Git にはブランチという仕組みが備わっています。まず変更を加えたい時には、メインのブランチから自分の作業専用のブランチを作成します。

そして、作業が終わったらメインのブランチに自分のブランチの変更を取り込みます。これによって、プロジェクトの本体に影響を与えずに同時並行で開発を進めることが出来ます。

まずは、メインのブランチから自分の作業専用のブランチを作成しましょう。左下の main というボタンをクリックして、Create new branch from... を選択します。次に、分岐元のブランチを選択します。今回は main を選択します。最後に、新しいブランチの名前を入力します。新しいブランチ名には、変更の内容を端的に表す名前をつけてください。今回は hello-自分のアカウント名 という名前にしてみましょう。左下の表示が新しいブランチ名に変わったことを確認してください。

git switch コマンド

ブランチの作成をコマンドラインから行うこともできます。

まずは、現在いるブランチを確認してみましょう。ターミナルで git branch コマンドを実行してください。

$ git branch
* main

ここで、* から始まっているのが、現在いるブランチです。main となっているはずです。

新しいブランチを作成して移動するには、git switch コマンドを使います。

git switch -c 新しいブランチ名

現在いるブランチを確認すると、* が移動しているはずです。

$ git branch
  main
* 新しいブランチ名

この状態で、ファイルに必要な変更を行います。練習用のリポジトリに自分だけの新しいファイルを作ってみましょう。今回は、自分のアカウント名.txt というファイルを作ってみましょう。ファイルの中身は何でも構いません。変更ができたらその都度、変更をステージし、コミットします。必要に応じて、コミットの履歴やコミットの差分を確認してください。

変更が終わったら、変更をリモートにも反映します。新しく作ったブランチをリモートリポジトリにプッシュします。